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食物アレルギーのもとになるにも関わらず、注目されているのは、野菜や果物を日常的に食べている人がメタボリックシンドロームや血管の病気になりにくい。血中アディポネクチンの発現が上昇していました。これらのことをきっかけに、アディポネクチンがインスリン感受性亢進物質であることが分かったわけですオスモチンは、植物由来のたんぱく質です。本来は、植物が害虫から身を守るために持っている物質です。そのため、野菜や果物を食べた時に、一部吸収されたオスモチンが、食物アレルギーの原因になることもわかっています。 オスモチンは、その立体構造がわたしたちのカラダにあるアディポネクチンととても似ているため、アディポネクチン受容体アゴニスト(アゴニストとは、生体内の受容体にはたらきかけて、生体内のホルモンなどと同様の機能を示す物質のことをいいます。)として期待されています。アディポネクチンと同じ鍵穴にぴったりはまるっていう感じでしょうか。・・・ さて、アディポネクチンの受容体という鍵穴にぴったり収まったオスモチンは、どんな働きをするかといいますと、糖・脂質代謝に重要なAMPキナーゼを活性化します。 AMPキナーゼが活性化すると、エンジンが加速して糖や脂肪の代謝が高まります。 また、オスモチンには、血糖値を下げる働きがあることもわかっています。 つまり、オスモチンを多く含むものを日常からよく食べるということが生活習慣病の予防や改善に期待できるということです。
オスモチンが多く含まれる食品は、りんご、さくらんぼ、ぶどう、キウイ、トマト、ピーマン、とうもろこし、ポテトなどです。・・・」
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老化予防は血管ばかりでない |
肺の老化予防 がんの予防もしなければならない」 |
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